このイメコンさん素人だな・・・と思わせてしまう質問
〜お客様にこんな方々はおられませんか?〜
- 自分がどんなふうになりたいのか、どんな服が欲しいのかが全然イメージできない
- 同行ショッピング時は、とっても素敵に変わられたけれど、次に会うと元に戻っている
- 変わらなきゃいけない気はするけど、何から始めていいのかわからない
心当たり、ありませんか?
そんなお客様に、ついついこう聞いてしまいがちです。
「なりたいイメージはありますか?」
憧れの芸能人や雑誌のスタイリング、インスタグラムの有名人…
イメージを伺おうとすることは自然な流れのように思えますよね。
しかし、実はこの質問、お客様にとってストレスになる可能性があるんです。
「なりたいイメージはありますか?」と聞いてはいけない理由
多くのお客様は、「何を着たらいいか分からない」からこそ、ファッションの専門家のもとを訪れます。
しかも、お金を払ってでも「何を着たらいいか」を解決したいと考えています。
つまり、**「なりたいイメージが分からないから相談に来ている」**のです。
そんなお客様に「なりたいイメージはありますか?」と尋ねるのは、悩みをさらに深めてしまうことになります。
「10年前は当たり前だったこの質問
10年前、この質問はイメージコンサルタント業界では必須とされていました。
「なりたい私」のイメージに近づけることこそが、イメージコンサルタントの役目だと考えられていたからです。
私自身も起業当初、この質問をアンケートに入れていました。
しかし、解答率はわずか10%。
「何かがおかしい」と感じ、自分の経験を振り返ったとき、自分が他のイメコンに同じ質問をされた際に感じた“モヤモヤ感”を思い出しました。
それをきっかけに、この質問をアンケートから外しました。
お客様がすでに持つ「答え」
では、最初にお客様の好みやイメージを聞かないのは不安ではありませんか?
もちろんその気持ちはよく分かります。
でも、お客様の「潜在的な欲求」がすでに表れている事実があります。
それは――
星の数ほどいるイメージコンサルタントの中から、あなたを選んで来ているということです。
つまり、お客様が目指しているのは**「あなた」そのもの**なのです。
あなた自身が「なりたいイメージ」
多くのお客様は、自分がなりたいイメージを言語化することが苦手です。
しかし、「あなた」に惹かれて、あなたを選んでいるのですから、なりたいイメージはすでに具現化されています。
だからこそ、次の質問だけで十分です。
「ファッションのお悩みはなんですか?」
「いつ、どんな時に困ったな〜と感じますか?」
この質問だけで、お客様の本当の課題を引き出し、自然と「なりたい姿」に近づけるアドバイスができるようになります。
自分のスタイルを惜しみなく伝えましょう
お客様が求めているのは、あなたのようになる方法です。
だからこそ、自分のスタイルを惜しみなくシェアしましょう。
例えば:
- 自分がよく行くショップにお客様を連れて行く
- 自分が服を選ぶときに気を付けているポイントを教える
- スキンケアや体型維持の習慣を伝える
こうした情報を提供するだけで、お客様は大満足されます。
あなたのファンを増やしていく
お客様が満足されると、その方がさらに新しいお客様を紹介してくれます。
あなたを中心におしゃれな輪が広がり、どんどん素敵なコミュニティが形成されるでしょう。
だからこそ、「ニーズを汲み取らなきゃ」とプレッシャーを感じる必要はありません。
お客様の可能性を信じて、そしてあなた自身の可能性も信じてください。
一人ひとりと真摯に向き合うことで、必ず素敵な結果が生まれます! 🎵
あなたのスタイルが、すでに最高の答えです。